支援者の方へ
2018年11月17日(土)14:00~16:30
2018年度東北文化講演会
「今、方言とどう向き合うか-実践方言学の世界-」
―現代人にとって“方言”とはどんな存在でしょうか。
邪魔なもの?それとも大切なもの?
近年、注目されつつある実践方言学の視点から、
方言への向き合い方を考えます。
みなさま、奮ってご参加ください。―
日時:2018年11月17日(土)14:00~16:30
会場:東北大学川内北キャンパス講義棟B棟B200講義室
プログラム:
趣旨説明:「実践方言学の世界」
小林隆(東北大学方言研究センター教授)
講演1:「方言をどう生かすか-教育と継承の現在-」
竹田晃子(立命館大学衣笠総合研究機構専門研究員)
講演2:「方言で安心・安全-医療・看護・福祉と方言-」
今村かほる(弘前学院大学文学部教授)
主催:東北大学大学院文学研究科東北文化研究室
問い合わせ:東北大学国語学研究室 大木一夫
022(795)5991・5988
2018年10月13日(土)9:30~11:30
第3回実践方言研究会
会場:岐阜大学 教育学部棟 7階
2012年から続けてきた東日本大震災に関わる「文化庁委託事業研究報告会」を発展させ、新たに「実践方言研究会」を立ち上げました。方言によるコミュニケーション上の障害や効果、地域社会の活性化への寄与、そして、次世代への継承と教育といった方言学の実践的な課題を扱います。毎回、研究発表や活動報告を行うことで、この分野の情報・意見交換の場としたいと考えます。みなさま振るってご参加ください。発表も大歓迎です。
幹事:今村かほる、大野眞男、小林隆、半沢康、杉本妙子、新井小枝子
プログラム:
・高齢者と方言の関係
-宮城県名取市「方言を語り残そう会」の取り組みから考える-
櫛引 祐希子(大阪教育大学)
・マスメディア・生涯教育を中心とした地域への方言の発信
加藤 和夫(金沢大学)
2018年5月19日(土)10:00~12:00
第2回実践方言研究会
会場:明治大学駿河台キャンパス12号館10階2102教室
2012年から続けてきた東日本大震災に関わる「文化庁委託事業研究報告会」を発展させ、昨年秋に新たに「実践方言研究会」を立ち上げました。方言によるコミュニケーション上の障害や効果、地域社会の活性化への寄与、そして次世代への継承と教育といった方言学の実践的な課題を扱います。毎回、研究発表や活動報告を行うことで、この分野の情報・意見交換の場としたいと思います。
今回は、学習指導要領が改訂され小・中学校での方言の扱いが従来と変わったことを受けて、日本の南と北で実践されている学校教育と方言をめぐる取り組みの御紹介をいたします。また、併せて文化庁国語課国語調査官・鈴木仁也氏より、学習指導要領改訂に関連した方言の扱いに関するコメントをいただくことになっております。
みなさま、ふるってご参加ください。
幹事:今村かほる・大野眞男・小林隆・半沢康・杉本妙子・新井小枝子
プログラム:
「しまくとぅば」普及推進計画と学校の取組
中本 謙(琉球大学)
岩手県沿岸被災地の小・中学校における方言理解教育の支援
大野眞男(岩手大学)・竹田晃子(立命館大学)・小島聡子(岩手大学)
2017年11月11日(土)10:00~12:00
第1回実践方言研究会
会場:金沢大学角間キャンパス 人間社会第2講義棟2階207講義室
2012年から続けてきた東日本大震災に関わる「文化庁委託事業研究報告会」を発展させ、今回新たに「実践方言研究会」を立ち上げました。方言によるコミュニケーション上の障害や効果、地域社会の活性化への寄与、そして、次世代への継承と教育といった方言学の実践的な課題を扱います。毎回、研究発表や活動報告を行うことで、この分野の情報・意見交換の場としたいと考えます。みなさま振るってご参加ください。
幹事:今村かほる、大野眞男、小林隆、半沢康、杉本妙子、新井小枝子
プログラム:
方言調査を介した被災地支援-避難指示解除地域における取り組み-
半沢康(福島大学)・本多真史(奥羽大学)
災害時を想定した実践方言研究の試み
村上敬一(徳島大学)
2017年5月13日(土)10:00~12:00
文化庁委託事業活動報告会
未来につなぐ方言文化-東日本大震災の被災地から-
会場:関西大学千里山キャンパス 第1学舎5号館3階E306
文化庁の「被災地における方言の活性化支援事業」では、「被災地域の方言の保存・継承の取り組みや方言の力を活用した復興の取り組みを支援することにより、被災地域の方言の再興及び地域コミュニティーの再生に寄与する」ことが目標に掲げられています。この会では、そうした活動に参加した研究者が行っている取り組みについて報告します。
どなたでもご自由にご参加いただけますので、どうぞお越しください。
プログラム:
趣旨説明 大野眞男(岩手大学)
挨 拶 鈴木仁也(文化庁)
研究報告
点から線へ、線から面へ―語り部ネットワークと国語教育―
今村かほる(弘前学院大学)
談話資料を掘り起こす―よみがえる三陸金浜のことば―
竹田晃子(立命館大学)
映像で伝える被災地の日常会話
小原雄次郎(東北大学)・佐藤亜実 (同)・坂喜美佳 (同)
福島県被災地方言の談話資料収集
半沢康(福島大学)・本多真史(奥羽大学)
茨城方言と福島浜通り方言の保存・継承のために
杉本妙子(茨城大学)
2016年5月14日(土)10:00~12:00
文化庁委託事業活動報告会:3.11被災地の方言と向き合って
会場:学習院大学 目白キャンパス 学習院大学西2号館401教室
プログラム:
趣旨説明 大野眞男(岩手大学)
挨 拶 鈴木仁也(文化庁)
研究報告
方言の継承のために―社会教育と国語教育―
今村かほる(弘前学院大学)・坂本幸博(東奥義塾高校)
岩手県郷土教育資料から再構築する被災地方言の分布
竹田晃子(フェリス女学院大学(非))
生活を伝える被災地方言会話集―自然性を確保するための工夫―
坂喜美佳 (東北大学)・佐藤亜実 (同)
福島県被災地方言の記録―4 年間のまとめ―
半沢 康(福島大学)
茨城方言と福島浜通り方言の保存・継承のためにできたこと
杉本妙子(茨城大学)
質疑応答・まとめと提言
2015年5月23日(土)
文化庁委託事業活動報告会
方言の保存と継承 -3.11被災地における取り組み-
会場:関西学院大学西宮上ヶ原キャンパス 関西学院大学図書館ホール
プログラム:
趣旨説明 大野眞男(岩手大学)
挨 拶 鈴木仁也(文化庁)
研究報告
かだるびゃ・かだるべし青森県の方言
今村かほる(弘前学院大学)、大槻知世(東京大学院生)
昭和初期の郷土教育資料を活用して方言を伝える試み
竹田晃子・大野眞男
ありふれた日常を伝える―生活を記録する方言会話集―
佐藤亜実・坂喜美佳(東北大学院生)・内間早俊(昭和薬科大学付属
中・高)
被災地における方言教育の試み
小林初夫(浪江町立幾世橋小学校・福島市立岡山小学校)
方言がつなぐ地域と暮らし・方言で語り継ぐ震災の記憶2
杉本妙子(茨城大学)
方言教室―方言アフレコ体験ワークショップ―
神田雅章(クリーク・アンド・リバー社)・鈴木仁也
質疑応答・まとめと提言
※盛会の内に終わりました。ありがとうございました。
各研究報告の内容は以下のリンク先で公開されています。
5月23日 関西学院大学 図書館ホールにて
事業の趣旨
東北大学の研究報告
質疑応答の様子
2015年5月15日(金)
【生活を伝える被災地方言会話集-宮城県気仙沼市・名取市の100場面会話-】【生活を伝える被災地方言会話集2-宮城県気仙沼市・名取市の100場面会話-】を更新しました。
2013年5月14日
報告会の内容が記事に
2013年3月19日に東京の一橋講堂で開催された「文化庁委託事業研究報告会 文化としての方言・絆としての方言 -東日本大震災、被災地からの発信-」の内容が2013年5月14日(火)の朝日新聞(朝刊)34面に掲載されました。
方言学の取り組み
図書『復刻版 吉里吉里語辞典 いとしく おかしく 懐かしく』出版 New!
『いとしく おかしく 懐かしく―私の吉里吉里語辞典』の復刻版が2013年3月11日に出版されました。
●復刻版 吉里吉里語辞典 いとしく おかしく 懐かしく
(関谷德夫著、ハーベスト社)
2013年3月9日(土)/3月19日(火)
文化庁委託事業研究報告会
文化としての方言・絆としての方言
-東日本大震災、被災地からの発信-
(2013年3月9日(土)仙台国際センター
2013年3月19日(火)一橋講堂(学術総合センター))
プログラム:
文化庁あいさつ・趣旨説明・研究報告
青森県報告 今村かほる(弘前学院大学)、坂本幸博(東奥義塾高等学校)
岩手県報告 大野眞男・小島聡子・松岡洋子(岩手大学)、田中宣廣(岩手県立大学宮古短期大学部)、齋藤孝滋(フェリス女学院大学)、山下暁美(明海大学)、大橋純一(秋田大学)、竹田晃子(国立国語研究所)
宮城県報告 小林隆・中西太郎・田附敏尚・川越めぐみ(東北大学)、武田拓(仙台高等専門学校)、櫛引祐希子(追手門学院大学)
福島県報告 半沢康・本多真史・中川祐治(福島大学)、小林初夫(南相馬市立上真野小学校)、白岩広行(大阪大学)
茨城県報告 杉本妙子(茨城大学)、佐々木冠(札幌学院大学)、新井小枝子(群馬県立女子大学)、佐藤髙司(共愛学園前橋国際大学)
国語研報告 木部暢子・竹田晃子(国立国語研究所)
質疑応答・まとめと提言
主催 弘前学院大学・岩手大学・東北大学・福島大学・茨城大学・国立国語研究所
※盛会の内に終わりました。ありがとうございました。
宮城県の資料については、ダウンロードして閲覧できます▼
見る、聞く、学ぶ、被災地の方言会話
ボランティア活動などで被災地に赴く皆様が、予め、被災地域の方言会話に“耳”を慣れさせることができるよう、宮城県の市町各地で、様々な場面の方言会話を収集する取り組みを行いました。
現在、「伝える、励ます、学ぶ、被災地方言会話集」として公開しています。
被災地の方言概説(宮城県)
支援者のための方言ツール
●ipad用アプリ『東北医療方言オノマトペ用例集』
(株式会社Qlife作成)
国立国語研究所作成『東北方言オノマトペ用例集』を元にしたipad用アプリ、『東北医療方言オノマトペ用例集』が株式会社Qlifeからリリースされました。
⇒こちらのWebサイトをご覧ください。
(iTunes App Store『東北医療方言オノマトペ用例集』)
●支援冊子『東北方言オノマトペ用例集』
(国立国語研究所時空間変異研究系・プロジェクト非常勤研究員竹田晃子さん作成)
『東北方言オノマトペ用例集』は、東北地方の被災地で活動される医療機関の方々が、地元の方言を理解するときの手助けになるようにという意図のもと、東北方言の方言集・方言辞典からオノマトペ(擬音語・擬態語)の語形や用例を集めて編集した冊子です。
⇒こちらのWebサイトでダウンロードできます。
(国立国語研究所『東北方言オノマトペ用例集』)
●支援パンフレット『支援者のための気仙沼方言入門』
(坂喜美佳・小原雄次郎・工藤千桜秀・青木佳世・小林隆作成)
支援者のニーズをもとに原案を作成し、地元関係者の意見や感想を取り入れて作成した、気仙沼方言解説のパンフレット。
◆問い合わせ先
東北大学大学院文学研究科 国語学研究室
〒980-8576宮城県仙台市青葉区川内27-1
TEL&FAX:022-795-5988
E-Mailは、こちらから